3.甘粛省の観光

甘粛省の旅游業の基本概況によると、1991年から1995年までの来訪外客数は累計で約49万人（年平均7.5%増）、香港、マカオ、台湾の同胞を除くと約37万人（年平均8.4%増）であった。甘粛省は、広い土地と長い歴史があるために自然・人文の豊富な観光資源を有していて、5つの特徴を持っている。（甘粛旅游局発展基本概況より）

?古くからのシルクロードの要衝として、豊富な人文資源がある。同省には、歴史文化都市が4カ所あり（敦煌、張挾、武威、天水）、国家級の重点文物保護単位は230ヵ所が指定されている。

?多種多様な自然資源があり、黄土高原から高山、断崖絶壁、砂漠、森林、河川（氷川）に至るまであり、鑑賞のみならず登山、狩猟、ハングライダー、ラリー等にも供することができる。

?漢民族文化の地を代表する石窟、長城等の数が多く、保存も良く、歴史を訪ねて来る観光客に魅力のある地である。

?夏河の拉ト樗寺、臨夏の清真大寺を代表とするチベットに伝わる仏教文化、イスラム宗教文化およびその他の少数民族の伝統生活、習俗文化、民族・民俗風情、宗教等の観光資源が多い。

?省の航空業、農業等の産業の発展が、古くからあるシルクロードに新たな光を与え、観光と経済技術が一体となり融合することを可能にした

4.河西回廊の観光

(1)来訪外客数

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